実は、この家でちょっとした悩みの種だったのが、トイレの換気扇。
入居してから気付いたのですが、換気扇らしきものはあるけど動いている音がしない。スイッチがおかしいんじゃないかとか、配線が抜けているんじゃないかとか、色々確認してみたのですが、そこは問題なさそう。
そこで、カバー部分を良く見てみると、なんと99年製と書いてあるじゃないか!換気扇の寿命は、8~10年くらいらしいのでこれは完全に壊れているなと。(今は2014年です。)
これは交換するしかないということで、この家に備え付けてあったのが、三菱のVD-13ZC5-BLと言う機種で、既に製造中止。後継機種はこれ。
【Amazon】三菱電機 VD-13ZC9
【楽天市場】三菱換気扇VD-13ZC9
※ちなみに、対応表はこちらを参照しました。
けど、ネットの相場は大体6千円前後とちょっと高い。。賃貸なので、何年住むかも分からないし、出来たら安く済ませたい!! ということで、安くかつ簡易的に換気扇を作ることにしました!
PC用のファンで代用する
まず用意したのはこちら。
【Amazon】TIMELY USBファン BIGFAN120U for Men
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このコ、 12cm の大きさで、回転数が 1900rpm(rpm=1分間の回転数) と多いので、結構風力があります。小型簡易扇風機としても十分威力を発揮してくれる力強さです。その分、音も大きめですが、換気扇としてなら気にならない大きさかなと思います。 さて、これだけだと、パソコンから電源供給しなきゃならないじゃない!思っているアナタ!そんなアナタの家にもきっとあるであろうこれを使えば、コンセントにつなぐことができます。
【Amazon】AC充電器 電源アダプタ USB AC アダブター
※僕はダイソーで200円で売っていたものを使いました。出力DC5v/1Aあれば問題ないです。
USB 充電器ですが、別に充電器としてではなくアダプターとしても使えるんですね~。そして、これらをつないだのがこれ。
※近くにホームセンターがあるなら、そこで買った方が断然安いです。僕はコーナンで買いました。
それでは、早速作業に取り掛かりましょう!
※下記の作業は、必ずブレーカーを落とした上で、電気工事士の資格を持った人に作業してもらうか、資格のある人の指導の下で行って下さい。
1.カバーを開く
この手のカバーは、両サイドに手を引っ掛けてぐっと引っ張ると、天井や壁から離れるようになっています。
両サイドに見える、Y字型の金具をつまんでカバーを外します。(バネのようになっていて引っかかっています)
はい、外れました。もう片方も同じようにして、カバーを外しちゃいましょう。
2.コンセントを取りつける
ダクト本体の角に、端子カバー(フラッシュで文字が消えかけていますが…)があるので、ここを開きます。
すると、電源供給用の配線が本体につながっているので、これを外して、先ほどの埋め込みコンセントにつないじゃいましょう。コードの横にある赤い部分をマイナスドライバーで押しながら線を抜くと抜けます。
下から見るとこんな感じ。
なんだか、かわいいですね。 これで、コンセントに電源が通ったので、後は、先ほどのアダプターにつないだUSBファンをこのコンセントに差し込むだけです。
3.接続する
本当は、しっかり固定した方が良いんでしょうけど、今回はとりあえずこんな感じで。
ちなみに、1.の最初のカバーの画像は、取り付けた後の画像です。良く見るとコンセントとファンが見えます。
ブレーカーを元に戻して、換気扇のスイッチを押すと、無事に始動しました。めでたしめでたし!
ちなみに、風の向きをしっかり確認してから仕舞ってくださいね。向きを間違えるとただの扇風機になってしまいますので。
こんな風に丁寧に風向きを本体に刻んでくれています。
いかがでしたでしょうか? 簡易的ですが、どうせカバーに隠れて見えなくなるし、安く仕上がるし、退去するときは外して扇風機として再利用できるし、良いことづくめなお手軽換気扇でした!
ちなみに、お値段は、
・ファン:約1100円
・USBアダプター:約200円
・埋め込みコンセント:約100円
と、税込でも1500円以内に収まりました~!上出来!
※最後に、この方法で取り付ける場合、換気扇を付けっぱなしにするのはやめた方が良いかもです。数十時間連続で運転するとアダプターが熱を持っちゃう可能性があるので。あくまで簡易的、ということで!
逆に換気扇をPCのケースファンとして搭載したら冷えそうなわけよ。